11月中旬、中学生チームのSONIO BOLAMIGO FC Jr.Y(ソニオボラミーゴFCジュニアユース)の練習を見学させていただきました。
SONIO BOLAMIGO FCは、2020年4月に小豆島を拠点にBOLAMIGO FCとして活動を開始しました。
2021年6月には高松校を設立し、昨年度から香川県社会人サッカー1部リーグに所属するSONIO高松と統合し、SONIO高松のアカデミーとして活動しています。
中学生のクラスは現在小豆島と高松市の2拠点で展開しており、2025年4月からは新たにさぬき市でも活動の場を広げる予定です。
今回、私たちは高松市の太田校(高松校)を見学しました。
練習場所は太田グラウンド(元MFCグラウンド)で、この日の練習時間は18:30からでした。
U13からU15までの全カテゴリーの選手たちが集まって練習しており、来年度に向けて6年生の2名が体験練習に参加していました。
練習中ではありましたが、お時間をいただき柿本監督にお話を伺いました。
SONIO BOLAMIGO FCではプロを輩出することよりも、サッカーを楽しむことに重きを置いている。
ただし、楽しむためには技術の向上が不可欠。“つなぐサッカー”を掲げているわけではないが、選手が主体的に判断し、プレーを選べるように指導することを心がけている。
練習中も、選手に問いかけながら指導し、最終的な答えは選手の意見を尊重するようにしている。常に選手自身が考えながらプレーすることを大切にしている。
さらに、人間性の部分も大切にしているが、サッカーを真剣に取り組む中で自然と育まれていくものと考えているので、サッカーと繋げて話すことで、サッカーの場面だけでなく、普段の行動においても人間性を高めることの大切さを伝えている。
また、クラブの特徴として、選手たちはコーチ個人ではなくSONIO BOLAMIGO FCそのものに通ってくれているということがある。
SONIO高松のアカデミーなので、SONIOの選手が指導に携わってくれていることもあり、常に同じコーチが指導するのではなく、色々なコーチが指導することで、多角的な視点での指導や質の向上を図ることができる。
そのことによって、選手の可能性をたくさん引き出すことができる。今後もこの一貫した独自の育成組織の強固な基盤とビジョンを継続することで、指導者が交代しても、選手達がさらなる高みを目指していける環境を作り続けていきたいと思っている。
柿本監督は、ご自身の様々な指導歴を活かしながら選手たちと向き合い、一緒に答えを見つけつつ、常にチャレンジし続け、SONIO BOLAMIGO FCのさらなる向上を目指していきたいとお話してくださいました。
練習中にもかかわらず、お時間をいただきありがとうございました。
SONIO BOLAMIGO FCでは来年度の活動へ向けて、12月6・13日にセレクションを開催します。
セレクション申し込みの締め切りは12月1日です。詳しくは公式サイトをご確認ください。
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