12月上旬、高松中央FCの練習を見学させていただきました。
高松中央FCには、中央小学校、木太南小学校、太田小学校、林小学校等の選手が在籍しており、現在37名が所属しています。
練習日は毎週土曜日と日曜日で、主に中央小学校のグラウンドで行われますが、学校行事などで使用できない場合は飯田グラウンドや南部運動場など、地域のグラウンドが使用されます。
日曜日の練習は全員で行われ、土曜日の練習は隔週で5年生以下と6年生に分かれて練習しています。(時間帯や年度によってグループ分け等変更があります)
選手たちのチーム力を高めるために全員での練習と、グループ別の集中練習を組み合わせることで、団結力と技術向上を図るように取り組まれています。
この日の練習は全体練習で、時間は2時間(15:00~17:00)。
私たちが到着すると、保護者の方々が笑顔で迎えてくださいました。
グラウンドには全学年の選手が集まり、すでに練習が始まっていました。
コーチはフリーのお父さんコーチと在籍選手のお父さんコーチ。
各学年、3~5人のコーチが入って指導されています。
練習が始まっておりましたが、お時間をいただき、名田監督にお話を伺いました。
指導の上で大切にしていることは“チームの絆”
基本的に“全員で取り組む”ことを方針とし、限られた時間を有効に使ってチーム力を高めることを重視している。試合に関しては、結果を求めてしまうような重要な試合では出場時間に偏りが出ることもあるが、基本的には全員が出場できるように心がけている。
チーム全体のレベルを向上させていくためにも、県外遠征は年に1~2回行っているが、今後はもう少し増やしていきたいと考えている。
また、高松中央FCの特徴として、「親子サッカー」がある。
全学年の選手たちが親と一緒にサッカーを楽しむ機会を提供しており、貴重な経験になっている。
親が関わることで、サッカーを始めるきっかけにもなり、選手たちは自然にサッカーに興味を持ち、クラブ活動に入り込みやすく、サッカーを通して親子の絆を深める場にもなっている。また、選手たちが、サッカーを通して、自ら考え、主体的に動くことの大切さを学んでほしい想いから、団行事は基本的に全員で協力して行う。
クラブが主催する三年生以下の大会では、在籍している全ての団員が参加し、運営のすべてを選手たちが担当する。大会のアナウンスや試合結果の放送はもちろん、試合中のボール拾いや選手たちの活躍を全学年で評価し合う。
各チームの優秀選手も、選手たち自身で選び、決定する。
現在の六年生も、三年生の時に上級生から同じようなサポートを受け、成長してきているので、この伝統は、下級生にも受け継がれ、今後も継続していきたいと思っている。
高松中央FCは、監督、コーチ、保護者、選手が一丸となり、チーム全体が仲良く、絆を深めて活動している。そんなチームの良さが、選手たちの成長につながっている。
高松中央FC主催のサッカー大会の時の昼食にはいつもうどんが提供されるそうです。
麺はぼっこ屋さん、出汁はなんと高松中央FCの会長が愛情を込めて作られるそうですよ!
この時に限っては、選手は食べる専門のようですね笑
他にも、バーベキュー大会やクリスマス会など、チーム全体で行う楽しい行事が多数あるそうです。
練習中にも関わらず、お時間をいただきありがとうございました。
高松中央FCへの体験やお申し込みは、随時公式Instagramやメールで受け付けています。